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ヨーコ先生のプロフィール

代表
山本洋子
ヤマモトヨウコ
経歴

昭和30年11月

山形県鶴岡市あつみ町出身

昭和49年~51年

日電アメルバ(株)勤務

昭和55年12月

税理士試験合格

昭和55年~59年

石井会計事務所勤務

昭和59年3月

税理士登録 同年7月
山本税務会計事務所開業

平成23年2月

行政書士登録 事務所名を
山本洋子税理士事務所に変更

なぜ税理士になったか

私は山形、鶴岡のあつみ生まれです。

目の前が海、後ろが山、近くにあつみ温泉があるとという田舎町で育ちました。

 

 

おばが何人かおりそのうち2人が美容師をやっていたんですね。
父親が長男でしたから正月とお盆におばが綺麗な洋服をきて、きれいに化粧して実家にくるのです。
おばがくると髪をいつも切ってもらっていました。
2人ともいつもきれいで注文服を着ていましたから羽振りがいいようにみえました。


父親が小さい時から女は手に職を持った方がいいと常々言っておりそういうおば達をみていましたから私は美容師になるつもりでいました。
そろそろ進路を決める必要があった時、
母親がどうしても美容師は嫌だというのですよ。
何故嫌なのかを聞いたら
「おばあちゃんの髪を洗っている姿を想像するだけで嫌だ。」というのです。
それで何もやりたいこともなかったので一旦働きました。

 

 

NECの関連会社で部署は経理でした。田舎の友達と一緒に分倍河原の寮に入りました。
朝、寮から出勤しお昼は社員食堂、夕方は寮に戻り食事、お風呂、TVを見ているともう休む時間になります。他の同僚達は週末、ボ-リング、ハイキングと人生を楽しんでいるように見えます。私も一緒に参加したり銀座の画廊めぐりをしましたが何故か心から楽しめないのです。
寮と会社の往復の生活。気がついたら1年で体重が10キロ増えていました。
どうしたらいいんだろうと真剣に考えるようになりました。
このあたりで失恋をしました。長いロングヘアをショ-トヘアに変えたら相手の態度が変わりました。(笑)
目の前が真っ暗になり一人で生きていくにはどうしたらいいか?このままでは駄目だと思い、絵の中学の先生になるか、税理士かと考え父親に相談しました。
そろばんは一級をとっていて計算の成績は良かったです。
父親にいうと公認会計士か税理士の方がいい。
近くに温泉もあるから勤め先には困らないと言うのです。
それで税理士の勉強を始めた次第です。

 

 

その後、日商簿記1級を経て税理士試験を2年半で合格しました。
最後の試験の前、覚えていますね。試験は8月頭・・・部屋に冷房もないので涼む為に散歩していたら吐き気がしました。(笑)

吐き気は相続税の国税局、税務調査でもう一度体験しています。(笑)
とにかく資格さえ取れれば何とかなると思ってましたらそれがとんでもなかったです。


 

 

昭和55年2月に父親が亡くなり同年夏、最後の税理士試験を受験し、9月より世田谷・豪徳寺の税務会計事務所に勤めました。
翌年春、私の担当先の中では一番商いが大きい企業の税務調査がありました。当日は渋谷署より2人、こちらは所長と私、後は社長です。朝10時。挨拶と名刺交換が終わり皆がお茶を一杯飲んだ後、所長税理士はおもむろに「この子(私の事)は税理士試験を合格しているからね。僕は用事があって失礼するけど、後はこの子が立ち会うから。」と。


私は「えっ?」そんな事は聞いていないし、全く思ってもいなかった。目の前が真っ暗になった。どうしていいか分からない顔だったと思う。なんとか税務調査の2日間を過ごした。それからの署、担当者とのやり取りが情けない。相手(署)が何を言っているのか分からないのだ。言葉はわかるがその言葉の意図するところがわからない。

調査の時の納税者と同じと思う。会社は月末に定額で5万円の小切手を切っていた。出納帳の勘定科目は外注費になっている。定額で毎月支払っている事を不審に思った担当者はこれを社長に問いただした。社長がやむを得ず得意先の部長に対する支払であることを告白した。今から思えば当たり前だが当時は「この短い数時間で見つけるとはすごいなぁ。」と感心した。お金をもらっていた部長が確定申告(雑所得)をし会社が交際費で処理していれば問題はない。

しかし世の中、そんな話は聞いた事がない。部長の所得は会社で被る。科目が悪い(仮装)ということで重加算税の対象となり3年分の修正となった。当時は30%だった。「重加になってもいいの?」と私に色々感想を言ってくる同僚がいた。「言っていることは分かる。今この状態で具体的に私は何をどうしたら良いか?を教えて欲しい!助けてほしい!」と声を出し心でも叫んだが教えてくれなかった。最後は所長と署担当者と決めた事だが社長より「重加算税の通知書が来たよ。」と言われた時は辛かった。


 

 

昔のことを振り返るとその頃の自分を思い出す。
小田急線・下北沢駅(その頃住んでいた最寄り駅)のホ-ムでため息をついている自分がいる。資格を取れれば何とかなると思っていたが駄目だなぁ・・・・と。
他の人が自分をどう見ているかが分かる。挫折感。自分の力量が分かる。どうしたら力がつくんだろうと日々、自問自答した。はっきりしている事は目の前に仕事がある事と刻々と時が過ぎていくことだ。やむを得ない。日々、与えられた事を前向きにやるだけだ。20代の頃の思いです。

その後、一つ一つの仕事を正確に誠実にお客様からの要求に答えていくことが、結果一番の早道でお客様の信頼を得ると気付いた現在の私がいます。

 

 

「この仕事をしていて良かった 」こんな事がありました。

letter

 

これは相続税の申告を依頼され被相続人(母親)の戸籍をたどっていった結果、他に相続人がいることが判明し、その相続人に連絡をとった際、
その相続人(以下C氏と言う)から受け取った全文です。
依頼者の相続人は母親に前夫(数年後協議離婚)とその子(C氏)が現在生きているとわかり相当びっくりしたらしい。

 

「どうしましょう?」との問いに「Cの方については皆目見当もつきません。ここは相続人から連絡を取るよりも当方から事務手続上の一環として文書で連絡した方がいいです。」と私。
書類は母親の財産について次女と三女が相続することに相続人C氏が同意したとする遺産分割協議書だ。
相続人から連絡を取るとC氏より相続人に強請り、たかりの可能性が出てくる。
文書は母親のことには触れずたんたんとした文で作成した。
これについての返答が冒頭の手紙だ。
感激した。もらった時、大変有り難く、何枚もコピ-を取り、皆さんに紹介したことを覚えています。

 

いつ読んでも涙があふれてくる文です。いつの世も親が子を思う心と
子が親を思う心は変わりないと思った文です。

ヨーコ先生の好きなもの

レイモンド・チャンドラ-

「夕方、開店したばかりのバ-が好きだ。店の中の空気もまだ涼しくきれいで、すべてが輝いている。バ-テンダ-は鏡の前に立ち、最後の身繕いをしている。ネクタイが曲がっていないか、髪に乱れがないか。バ-の背に並んでいる清潔な酒瓶や、まぶしく光るグラスや、そこにある心づもりのようなものが僕は好きだ。バ-テンダ-がその日の最初のカクテルを作り、まっさらなコ-スタ-に載せる。隣に小さく折り畳んだナプキンを添える。その一杯をゆっくり味わうのが好きだ。しんとしたバ-で味わう最初の静かなカクテル-何ものにも代えがたい」
レイモンド・チャンドラ-の「ロング・グッドバイ」の一文です。
この本にギムレットがよく出てきて興味深々の私はいいなぁ・・と思い先週、27年経営したバ-閉店パ-ティの騒がしい中でギムレットを注文した。
随分甘いなぁ・・・それと騒がしい中でなく一人外をみながら飲みたいもの。
その数日後、ホテルのティル-ムで、飲み物メニュ-を見ていたら
「 あっ!ギムレットだ 」・・と。ロケ-ションもいい。
お願いしたいが、さすがに仕事の打合せ前、残念・・無念!(ケ-キセットを注文。)
近く、早めに一人でホテルのバ-ラウンジに行き夕暮れ時の景色を見ながら本を片手にギムレットを楽しもうと思う。


ギムレット

某日、午後5時半、ホテルのバ-オ-プン時間に友達と行った。
良かったです。雰囲気もまぁまぁ。はるか遠くの家並みも見えます。
本 (ロング・グッドバイ)の中に「ほんとのギムレットはジンとロ-ズのライムジュ-スを半分ずつ、
他には何も入れないんだ。マルティニなんかとてもかなわない。」
ドライジンにライムを搾りシェ-クする。ライムの酸味とほのかな苦味。
そしてジンのキレと辛み。
思わず私はじっ・・とバ-デンダ-の姿を見つめてしまいました。
やわらかい甘さとするどい強さが一緒になっていると評したマ-ロ-。
すっきりした味わい深いカクテル・・・ほんとうのギムレットの感じがしました。
(この間、飲んだギムレットは甘くて・・)
読んで下さった方、このうすい緑がかった黄色の神秘的な色のギムレット、頂いてみませんか?


時代小説

週末に2冊時代小説を読む。
私にとって良い本とは同じ本を何度も読めると同時に1ペ-ジ目の数行で本の中に意識がすぅっと入れる本だ。・・・情景が頭の中に浮かびその時代の風景の中に引き込まれていく。
藤沢さんの情景描写は他の時代小説家と違い、
詩人の目であると国語の先生は言っておられた。
例えば闇、水の音などの表現はまさに詩人のそれだ。
本の中に一歩踏み入れたらもう戻れない。朝までかかろうがとまらず読まないと気がすまなくなる。
ふっと、夜中に本を読んでいると本の中の自分が本当で普段生活をしている自分は夢なのか・・・
と思う時がある。どちらが現実かわからなくなる。
お風呂の中でも読むので本はぼろぼろである。
とても人様に見せられない。
何度も何度も読めるのは藤沢周平さんの本のみである。
こういうのを「好き」ということだろうと
この頃思うようになった。
気持ちが和む本を読みたい方に
お勧めの作品群です。
涙をながしたいときは乙川優三郎さん
女性で時代小説が好きな方は諸田玲子さんもおすすめです。
時代小説の葉室麟さん、時代小説の山本周五郎さん、会計のプロの作家である林總さんもおすすめです。


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